StatsBeginner: 初学者の統計学習ノート

統計学およびR、Pythonでのプログラミングの勉強の過程をメモっていくノート。たまにMacの話題。

「社会課題」という日本語への違和感

学生のレポートや、就職活動のために書いているエントリーシートの作文などを見ていて、「社会課題」という言葉がよく使われるのが前から気になっていました。「この技術はさまざまな社会課題の解決に貢献し得る」みたいな。


おかしな日本語なのかと言われると、べつにそうでもないんだろうと頭では思うんですが、「そんな言い方しなくない?」って個人的には感じてしまいます。
「社会的な課題」とか「社会の課題」とか言うほうが普通だろうと。
「社会課題」という短縮の仕方は、「学校の宿題」を「学校宿題」と略しているような感じがして、気持ち悪いんですよね(笑)
「社会的課題」だと、まだ自然に感じます。理由はよくわかりませんが。


で、調べてみたら、「社会課題」という言い回しはここ10年ぐらいで急に増えたようです。
以下は、日経テレコン21という新聞記事のデータベースで、日経・朝日・毎日・読売・産経の記事を5年ごとに検索して、「社会課題」を含む記事の件数を、総記事数で割って、10万件あたりの数字に直したものです。



まぁ、個人的に気持ち悪いだけで、それなりに市民権を得ている表現ではあるようなので、学生に「使うな」とまで指導はしませんが、俺と同じように感じてる人けっこういるんじゃないかな〜?


あ、関係ないけど「自分ごと」という日本語は「使うな」と指導しています(笑)*1

*1:カギカッコをつけたりして「あえて」書いてる感を出しながら使う分にはあり。市民権を完全に得ているわけではない新しい日本語を、かたい文章の中で当たり前のように(市民権を得きっていないことを知らずに)使ってしまうと、子供っぽく見えるので。